「我々は何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。


こんばんは。中小零細企業のIT経営をお手伝いしているIT経営コンサルタントの川上です。
今日はドラッカーの言葉を紹介します。

「我々は何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。 (P.F.ドラッカー/マネジメント[エッセンシャル版])

我々は往々にして「何を売ろうか?」と考えがちですが、実際には、顧客が何を求めているかを考える必要があります。
物を作れば売れていた時代であれば、安くて品質が良ければそれだけで売れました。
しかし、物余りといわれる現代では、顧客が欲しているいるものを提供しなければその商品・サービスは売れません。

今の時代、取り扱い数や類似商品に過多はありますが、大抵の商品は手に入ります。
だかといって、安易に市場にない商品を扱うのも考え物です。取り扱いの少ない商品はニーズがない商品かもしれません。
あくまで、顧客が欲しているものでなければ意味がないのです。

顧客の需要を見つける。言うは易し行うは難しですね。
日々新又日新