ITでビジネスを活性化する、IT経営コンサルタントのマイスター川上です。
一般に言われているからというだけでなく、私の経験からも経営理念ってのは重要だと感じています。
この経営理念、一人で会社やお店をやっている個人事業者の方には軽視されたり無視されたりすることも多いでのすが、いや、中小企業経営者でも重要性がわかってない人も少なくないのですが、経営理念ってのはホントに重要です。
経営理念が直接お金に換わるわけではないし、お題目を唱えたからといって全てが上手く行くわけでもありません。
従業員とかいて会社の体を成してれば格好も付くけど、自分ひとりやアルバイトさん2～3人の会社で「わが社の経営理念は」なんてこっぱずかしいって人の気持ちも、わからないでもありません。
でも、経営理念というのは重要です。
もちろん「経営理念が」って肩肘張る必要は無いのです。
簡単に言えば「何のためにその仕事をしているのか？」と言うことです。
何故そのビジネスをやるのか、自分がその仕事をやる理由に、お金(生活)以外のモノが何かあればそれで良いのです。
その想いが経営理念（の原型）なのです。
ドラッカーは理念を価値への取り組みだと言いました。
企業にとって利益（お金）はカロリーであり、ビジョン（理念）はビタミンである。どちらが欠けてもいづれダメになる。
と言うのです。
ビジネスに限らず、人が何かを成そうと思った場合に原動力となるのは「想い」です。
そして、ビジネスにかける「想い」があなたや会社、お店のファンを増やし、逆境を乗り越える力の源泉なんだと思うんですよね。
だとしたら、浮き沈みの激しい個人事業主や中小企業経営者にこそ経営理念が重要なワケです。
経営理念と呼べるほどスマートでなくても良いのです。何のためにこの仕事をしているのか、と言う想いを言葉にすることが大切です。
頭の中で思っているだけでは誰にも伝わらないからです。
お客様や、従業員や、周囲の人へあなたの想いを伝えることが重要です。
その想いを伝えるために、ホームページは非常に効果的で重要なツールなワケです。
さらには、ホームページに掲げた想いをお客様や従業員により届けるためにSNSやメルマガやグループウェアを活用することも大切です。
ITを使えば、より容易に、より身近にあなたの想いを伝えることが可能です。
経営理念、あるいは仕事へのこだわり、ビジネスにかける想い、ありますか？
お客様や従業員へちゃんと伝えていますか？
