ITでビジネスを活性化する、IT経営コンサルタントのマイスター川上です。
IT経営の入り口はホームページから、と言うことで昨今は中小企業でもホームページを持っている会社やお店が増えてきました。
それは喜ばしいことなんですが、内情は?と言うとまだまだの様です。
仕事柄、色々な業種やお店のホームページを調査することも少なくないのですが、出来が良い悪い以前のレベルのホームページが意外と多いのです。
最近色んなホームページをチェックしていて気になったことを書い行こうと思います。
初回の今回はWEBページのタイトルについて。サイト(トップページ)のタイトルも含めて、タイトルは重要です。
ページのタイトル
HTML的に言うと<TITLE>タグで指定されたウェブページのタイトルのことです。ページを閲覧していると、ブラウザのタブに表示される内容になります。
このページタイトルはSEO的にも非常に重要です。Googleが公開している検索エンジン最適化スターターガイドでも真っ先に挙げられている重要ポイントです。
ホームページはあるけど検索で全然ヒットしない、と言う場合、タイトルが設定されてない、あるいは適切でないことがほとんどです。
WordPressなどCMSの普及でタイトルが設定されて無いサイトは減ってきましたが、大昔に作成してそのままのホームページや、ホームページビルダー等のホームページ制作ソフトで作られたサイトなどで、タイトルの設定されて無いサイトが散見されます。
次に多いのが、手抜きタイトル。
ホームページ制作ソフトの初期設定(無題のタイトルなど)のままや、全てのページが同じタイトルになっている、などです。
CMSの普及でタイトルが設定されてないという例は減っていますが、タイトルがソフトやCMSの初期値のままだったり、全てのページが同じタイトルであったり、必要なキーワードが含まれていなかったりと言ったパターンです。
あるいはタイトルにキーワードの羅列しかないと言うパターンもあります。
SEO対策のつもりなのかもしれませんが、タイトルにキーワードだけを羅列しても意味はありません。むしろマイナス評価になります。
また、ページのタイトルは検索結果に表示されます。
検索した人がそのタイトルを見て、クリックしてサイトを見てみようという気になるかどうか。キーワードだけを羅列したサイトを見てみようと思う人は多くないはずです。
SEO的には、
タイトルは32文字以内にする。
検索結果に表示されるタイトルは32文字まで。タイトルの文字数が32文字以上になると「…」と表示されていまいます。
WordPressなどCMSでタイトルがどうしても32文字以上になってしまう場合は、重要な部分が最初の32文字に収まるように設定します。
検索エンジンで上位表示したいキーワードを1~2個含める。
タイトルは重要な評価対象になっているので、キーワードがまったく無いのは勿体無いです。しかし、キーワードを多く含めすぎると逆に評価が下がってしまう可能性があります。
タイトルはシンプルにわかりやすいコピー(文章)で
タイトルは検索結果に表示される見出しになります。検索結果で上位表示されても、クリックしてホームページを見てもらえなければ意味がありません。
ページの内容と一致したわかりやすいタイトルを設定することが大切です。