ITでビジネスを活性化する、IT経営コンサルタントのマイスター川上です。
Facebookでイベントやセミナーの告知が出来る「イベント」、お誘いを受けたり参加したり、運営サイドで集客に活用している方も多いのではないでしょうか?
Facebookのイベントは簡単に作成できます。
公式の作成ガイドはこちら↓
https://www.facebook.com/help/www/131325477007622
今回はFacebookでイベントを作成する際に知っていると便利なポイントをご紹介します。
誰でイベントをたてるか?を意識する
「イベント」は、個人アカウント、グループ、Facebookページからイベントページを作成することが出来ます。
何が違うのかというと、誰がイベントの主催者なのか?と言うことです。
あなた個人が主催するイベントなのか、グループの集まりなのか、Facebookページ(お店や組織)で開催するイベントなのか、という事です。
もう少し噛み砕いて言えば、個人アカウントで作成すれば個人のイベント、お店のFacebookページで作成すればお店のイベント、という事です。
例えば、お店のオープン1周年記念のイベントを作る際、個人アカウントで作成するのとお店の名前(Facebookページ)でイベントを作成するのとでは、イベントページを見た人の印象は違います。
お友達だけでこっそり祝いたいと言うのであれば個人アカウントでも良いでしょう。
でも、お店の告知イベントとして周知したいなら、やっぱりお店名義(Facebookページ)でイベントを作るべきです。
また、誰でイベントを作るかでイベントに設定できるプライバシー設定(公開範囲)が違ってきます。「誰でイベントを作成するか」の本題はこちらかもしれません。
Facebookのイベントは作成時に「非公開」と「公開」が選択できます。(2015年12月現在)
非公開を選ぶと、招待された人にしかイベントをみたり、参加・不参加のアクションを起こすことは出来ません。
公開のイベントは、誰でもイベントを見ることが出来ます。
Facebookをやってない人もイベントページを見ることが出来ます(参加・不参加のアクションはFacebookのアカウントが無ければ出来ませんが)。
個人アカウントでイベント作成する場合、「公開」「非公開」が選択できます。
Facebookページでイベントを作成する場合、「公開」のイベントになります。
グループでイベントを作成する場合、「非公開」のイベントになります。
イベントの「公開」「非公開」は、イベントをシェアできるかどうかにも影響します。
当然ながら「公開」のイベントはシェアできて「非公開」のイベントはシェアできません。シェアできても、イベントに招待されている人にしかその投稿は表示されません。
イベントの性格や内容にあわせて、「誰」でイベントを作成するかを意識することが大切です。
イベントの詳細は詳細に
たまにイベントの詳細(内容)が未記入のイベントを見かけます。
イベントのタイトルで興味を惹かれても、内容が未記入だと参加したくても参加できませんよね。
主催者が知り合いとかなら別ですが。
また、イベントには「日時」や「場所」の設定がありますが、イベントの詳細(内容)欄にも、開催日時や開催場所を入れておくのが親切です。
イベントの場所には住所だけでなくチェックインスポットを登録することが出来ます。また、スポンサーと言う扱いでFacebookページを設定することも出来ます。
チェックインスポットだと正確な場所が伝わらなかったり、そもそもチェックインスポット自身が正確な情報ではない場合もあります。
スポット作成時のGPSがズレていたり、同名の別のスポットが誤って入力されていたりなんてこともあります。
Facebookページだとそもそも開催場所とまったく異なる場合もあります。
参加者に正確な情報を提供すると言う意味でも、イベントの「場所」欄だけでなく、「詳細」欄にも開催場所の詳細を入力しておきましょう。
イベント写真は必ず入れよう
「イベントの写真」は必ず入れましょう。無くてもイベントの作成は出来ますが、やはり写真があるのと無いのとではイベントページの印象が大きく違います。
特に、イベントをシェアしたときに大きな差が出ます。
イベントの内容に即した写真が好ましいですが、無ければ猫の写げふんげふん適当な風景の写真でも入れておきましょう。
個人アカウントで非公開のイベントを作成する際は「テーマ」を利用できるようになりました。
これといった写真が手元に無い場合はテーマを利用するのもお勧めです。
もちろん、テーマを選択した場合でも、あとからイベント写真を変更することが出来ます。
イベントの集客力を上げたいなら、イベント写真は必ず設定しましょう。
シェアするべし! シェアするべし! シェアするべし!
イベントを作成すると「○○さんがイベントを作成しました」とお友達のニュースフィードに表示されます。
ただし、通常の投稿もそうですが、お友達全員に表示されるわけではありません。また、通常の投稿より表示されるお友達の数は少ないです。
イベントを作成しても、宣伝しなければ集客には繋がりません。
イベントの宣伝方法には、「招待」「イベントの宣伝」「シェア」があります。
招待は、イベントにお友達を招待する方法です。確実に通知が届きますが、1人に1回しか送れません。
イベントの宣伝は、Facebook広告(有料)を使ってイベントを宣伝します。公開イベントでしか使えません。
シェアは、個人アカウントやFacebookページでシェアすることで、タイムラインでイベントを紹介します。
一番、効果が高いのはイベントをシェアする方法です。イベントを作成したらまずはイベントをシェアしましょう。
再度言います。Facebookの投稿はお友達全員に表示されるわけではありません。より多くのお友達に知ってもらうためには、複数回シェアする必要があります。
イベント開催まで間がある場合は、シェア(投稿)する時間帯やコメント(紹介文)を変えて複数回シェアしましょう。
また、お友達にもイベントをシェアしてもらえるようお願いしましょう。複数人でイベントをシェアすることでより宣伝効果は高まります。
普段からイベントをシェアしあえる仲間を作っておくのもお勧めです。
不参加のメッセージはそっとメッセージで
イベントに参加できない場合、わざわざ「参加しない」にする必要はありません。
あまつさえ、イベントのタイムラインに参加できない旨のメッセージを書く必要はありません。
と言うか、書いてはいけません。
参加しない/出来ない旨のメッセージはイベントの集客を邪魔することになるからです。
考えてみてください。
イベントページのタイムラインに「参加できません」と言う投稿がずらずらと並んでいるイベントに、あなたなら参加したいと思いますか?
それが公開イベントの場合はなおさらです。
イベントページのタイムラインに参加できませんと投稿して集客を邪魔する必要はありません。
参加できないという投稿は主催者の心理にもダメージを与えます。参加してもらえないというダメージと集客を邪魔されたと言う2重の意味で。
悪意が無い(本人は善意のつもり)から良いじゃないかと言う話ではありません。悪意が無いから余計にタチが悪いのです。
イベントをシェアする際に「私は先約があって参加できませんがお勧めのイベントです」などとコメントを付けてシェアするのはありですが、イベントページに参加できない旨を書いてはいけないのです。
参加できない場合に一番良いのはスルーすることです。
どうしても参加できなくて申し訳ない、と言う想いを伝えたいなら、主催者にそっとメッセージで伝えれば良いのです。
参加できないけど応援したいと言う場合は「興味あり」(イベントによっては「未定」となっている場合もある)を選ぶ方法もあります。
シェアほどの効果はありませんが、「○○さんが興味あるといっています」と言うメッセージがお友達のニュースフィードに表示され、イベント主催者へのちょっとした応援になります。
そもそも、「参加しないならシェアしてはいけない」などと言う理由はありません。参加できなくても応援したければイベントをシェアすれば良いのです。
不参加メッセージをイベントページに投稿しないと言うのは、言ってみれば参加者側のマナーですが、イベントを主催する機会のある方は絶対やってはいけません。
己の欲せざるところは他人に施すこと無かれ
故意でないにしても、他人のイベントを邪魔していては自分でイベントをする際に協力を得られなくなるからです。
使うかべきどうかはケースバイケースですが、公開イベントの場合は
と言う設定があります。
本人に悪気は無いのだろうけど、律儀に不参加メッセージを投稿してくれるお友達がたくさんいる場合などは、設定を有効にしてみるのも1つの手かもしれません。
Facebookのイベントを使って集客する際の5つのポイントまとめ
- 誰のイベントか?を意識してイベントを作成する。
- イベント内容は詳細に書く。特に場所と日時はしっかりと伝えることが参加者を増やすコツ。
- イベント写真は必ず設定する。無いと損をします。
- 作成したイベントはシェアする。何度もシェアする。お友達にもシェアしてもらう。
- 不参加メッセージなどネガティブなコメントは書かない書かせない。
知っている人からすれば当たり前の話ばかりですが、物事すべからく基本が大切です。
1つでも参考になるものがあれば幸いです。