レスポンシブじゃないワードプレスのサイトを簡単にスマホ対応にするには?


ITでビジネスを活性化する、IT経営コンサルタントのマイスター川上です。

多分ここ最近にワードプレス(WordPress)で作られたサイトであれば、ランディングページなどの特殊なページで無い限りレスポンシブデザインでスマートフォンに対応していると思います。
私が作るサイトも、ここ1~2年は仕事のサイトも趣味のサイトも(ワードプレスで作る場合は)必ずレスポンシブデザインで作るようにしています。

何故か?

スマホ対応になっていないと、Google検索で不利になるからです。つまり、SEO対策の一環としてスマホ対応が重要と言うことですね。
もっとも、SEO云々の話を抜きにしても、最近のアクセスはスマホからのアクセスが非常に多く、業種によっては6割以上がスマホからのアクセスだったりします。
なので、スマホに対応はSEO以前の重要ポイントになりつつあるのです。

が、昔作ったサイトや、うっかりレスポンシブでないサイトを作ってしまった場合、地味に困ってしまうんですよね。

テーマを変更すれば簡単に別のデザインに変更できるのがワードプレスの良いところなのですが、実際には、デザインを変更するとやはり色々と調整が必要になります。
テーマのオプション設定などを好みにカスタマイズしたり、レイアウトなどの細かいところを新しいデザインにあわせて微調整したり、地味に手間が掛かります。

それでも趣味のサイトであればまだ気は楽なのですが、ビジネスのサイトだとそれまでのイメージなどもあるので、うかつなデザイン変更は一苦労。
自社のサイトではなくクライアントのサイトだったりすると迂闊にデザインを変えるわけにもいきません。
あるいは、クライアントの要望であっても、デザインをレスポンシブ対応にするには予算的にキビシイなんてことも日常茶飯事です。

そんな時は「WPtouch Mobile Plugin」がお勧めです。

WPtouch Mobile Plugin ってどんなプラグイン?

WPtouch Mobile Pluginは、サイトの閲覧者(訪問者)がスマートフォンなどのモバイル端末だった場合、自動でモバイル対応のデザインで表示してくれるプラグインです。
スマホ対応が話題になる以前から携帯対応で利用していた方も多いかもしれません。

メリット

  • 簡単。デザインやオリジナル性を気にしないのであれば、インストールして有効化するだけで完了です。
  • 速い。WPtouch Mobile Pluginで表示するモバイル向けページは迅速でユーザーフレンドリー。SEO的にも良さそうです。
  • 見慣れたデザイン。WPtouch Mobile Pluginはかなり利用されているプラグインで、有名サイトなどでも利用されていたりします。つまり、深く考えなくても慣れ親しんだデザインのサイトがつくれるという。

デメリット

  • 選べるデザインが少ない。もちろんカスタマイズ可能ですが、オリジナルデザインにしてしまおうと思ったら素直にレスポンシブデザインにリニューアルしたほうがマシなぐらい手間が掛かります。
  • 子テーマの概念がないので、テンプレートをカスタマイズするとバージョンアップの度に修正部分を再度修正しなおす必要があります。まあ、デフォルトのまま使ってれば考える必要ありませんけど。

と言うことで、昔作ったサイトを手っ取り早くスマホ対応したい。うっかりレスポンシブじゃないテーマを使ってしまったけどデザインが気に入ってるので何とかしたい(今から変えるのは面倒)。
と言うときにはこの「WPtouch Mobile Plugin」がお勧めです。

レスポンシブデザインに対応したら

先日、とあるサイトをレスポンシブデザインに変更したのに、スマホで表示した際の表示が反映してないのに気がつき、何でだ?

と思ったらこのプラグインをインストールしたままでした。

インストールしていること自体を忘れていたという(^^;

デザインをレスポンシブ対応にしたらちゃんとアンインストール(もしくは停止状態に)しておきましょう。