こんばんは。中小零細企業のIT経営をお手伝いしているIT活用コンサルタントの川上です。
よく聞くパソコンのトラブルに、「ディスク(CDやDVD)に書き込みが出来ない」というのがあります。
まず、そのディスクがすでに書き込み済みで、ファイルの追加ができなくなっていないかを確かめましょう。
書き込み済みかどうか、ぱっと見では判りにくいのですが、記録面をよーく目を凝らして見ると、書き込み済みの部分と未書き込みの部分で微妙に色合いが違います。
データの最初の方で書き込みに失敗していると、書き込み済み部分が少なくて気付かない場合もありますが、よく見てみましょう。
書き込みに失敗している場合はパソコンでの読み込み、再生も出来ません。
書き込みに失敗したときは、後で判らなくならないように、早めにレーベル面にマジックで×印などの目印をしてしまいましょう。
未使用の新しいディスクなのに書き込みができない場合は、記録面に傷や指紋が付いていて、書き込みの邪魔になっているのかもしれません。
正常に書き込みができたディスクでも、その後に傷や指紋が付くと、読み込めなくなることがあります。
指紋や汚れの場合は、丁寧に拭けば、また読み込みができるようになるはずです。
また、あまり性能が高くないパソコンでは、書き込み中に別の作業をしないほうがよいでしょう。他のソフトをすべて終了しておくとより安全です。
CDよりDVD、DVDよりBDのほうが、データ記録が細かく高速なので、エラーが起きやすいです。
4倍速以上の高速書き込みが可能なドライブを使う場合は、書き込むディスク側も対応していないと、高速での書き込みに失敗する可能性が高くなります。
意外とあるのが、CD-RとDVD-Rを間違えている場合です。
見た目で区別が付きにくいので、未使用ディスクは混ざらないように保管するのがお勧めです。