パソコンのトラブル解決なら岡山で1番の会社を経営していたIT経営コンサルタントの川上です。
グーグル(Google)のアルゴリズム変更であるペンギンアップデートやパンダアップデートに左右されにくいSEO対策の基本、2つ目は「タグの使い方」です。
WEBページを記述するHTMLには色々なタグがありますが、その中でも(SEO対策的に)重要なタグが2つあります。
1つはhタグ、もう1つはstrongタグです。
hタグのhというのは、Headingの略で、見出しを意味します。
最上位の<h1>から<h6>まであり、CSSなどで特別な設定をしてない限り、徐々にフォントサイズが小さくなっていきます。
通常使われるのは<h1>から<h3>までですが、その中でも、<h1>タグはSEO対策として特別重要視されています。なぜなら、<h1>タグは大見出しであり、そのWEBページのタイトルや要約をあらわす最上位のタグだからです。
SEO対策を意識した<h1>タグの使い方には、次のような注意点があります。
- <h1>タグは1ページに1つだけにする。(多くても2つまで)
- <h1>タグの中は検索して欲しいキーワードを含めた文章にする。
- WEBページのコンテンツ部分(メニューを除いたページの本文の部分)の出来るだけ先頭の方に表示する。(h2やh3より先に表示する)
- タイトルタグとまったく同じ文章にしないようにする。
WordPressなどのCMSやブログの場合、使用するテンプレートによっては記事タイトルが自動的にタイトルタグと<h1>タグに設定される場合があります。
その場合は、テンプレートをカスタマイズしてタイトルには「記事タイトル+サイト名」、<h1>タグには「記事タイトルのみ」などのように編集します。
strongタグは、その名の通り、文字や文章を強調したいときに使うタグです。
<strong></strong>で囲まれた部分の文章を太字で強調します。グーグルは、強調された文章はそのページ内で重要な文章だと判断します。
なので、検索対象としたいキーワードやキーワードを含む文章をstrongタグで強調することで、SEO対策として効果が見込めます。
ただ、あまりstrongタグを使いすぎると、かえって文章が読み難くなります。
グーグルにとっても、どの文章が本当に重要なのか解析し難くなり、SEO対策としての効果が無くなってしまいます。
ユーザにとって読みやすい文章は、SEO対策的にも良い文章だと思ってページを作るのが大切です。
strongタグと似たようなタグに<B>タグというのがあります。同じく文字や文章を太字で強調するタグです。
一般的にはstrongタグのほうがSEO効果が高いと言われていますが、hタグの重要さに比べたらあまり気にする必要はないと思います。
あなたのWEBサイトではhタグ、strongタグをちゃんと意識して使っていますか?